先日以前の職場の上司であり、尊敬する人生の大先輩でもあり、そして友人の“津崎さん”から芋焼酎をいただきました!本当にいつもありがとうございます!
それがこちらです!
知っている人は知っているはず。「蔓無源氏」で有名な国分酒造から発売されています「安田」。
なんといっても原材料に芋麹とさつまいものみを使用して造られているのが特徴的な焼酎です。
そうです。気付いたあなたはさすがです。お察しの通り「米麹」が使われていないのです。
またその芋も幻と言われる“蔓無源氏”を100%使用しているという、こだわり抜いて造られた芋焼酎となっております。
更に“年に一度の限定出荷”というところも僕的に魅力に感じているポイントです。
「え?」と思った方は普段飲んでいる芋焼酎の原材料を見てみてください。ほとんどの銘柄、種類に「米麹」が入っていると思います。
今回はその国分酒造から発売されている「安田」の魅力と、美味しい飲み方をご紹介していきたいと思います。
- 幻の芋“蔓無源氏”とは?!
- 芋焼酎「安田」のお味は?!
- おすすめの飲み方とは?!
- どこで買える?!
芋焼酎ファンの方が楽しんでくれたり、飲んでみたいという方の、1参考になれたら嬉しいです。
国分酒造
鹿児島県にあります国分酒造ですが、もともとは1970年に焼酎製造者10社で「加治木酒造協業組合」を設立したところからはじまったそうで、この時の代表銘柄は「さつま隼人」だったそうです。
その後1986年に「国分酒造協業組合」を設立し「さつま国分」を発売し1998年に業界初の米麹を使わない、さつまいも100%の芋焼酎「芋麹芋」を発売開始しています。
業界初ですよ!
ちなみに、この時期に発売された主なラインナップがこちらです。
そんな国分酒造の芋焼酎造りの中心となっている方が、現在の杜氏(とうじ)“安田宣久さん”です。
安田さんは2017年には厚生労働大臣より、卓越した技能者を表彰する「現代の名工」に選定され、2019年には内閣府から長年1つの仕事に励んだ人に贈られる「黄綬褒章」を受賞されています。
大正時代のさつまいも「蔓無源氏」を復活させる
安田さんはその後農家の“谷山秀時さん”と2003年に大正時代のさつまいも“蔓無源氏”を苗10本から復活させる取り組みを開始し2006年に「蔓無源氏原酒」を発売しています。
それからもヒット商品を生み出しながら、芋焼酎造りに取り組み2013年ついに「安田」が発売されることになりました。
安田さんの集大成として取り組んだ焼酎であることから、名前をとって芋焼酎「安田」と名付けられたそうです。
なんか、感動して涙が出てきそうです。
もちろん国分酒造が発売している焼酎の種類には、芋100%の焼酎もあれば、米麹や黒麹などさまざまなこだわり抜かれた原材料をもとに造られた焼酎もあります。
そんな中安田さんは「米麹といったらやっぱり泡盛!」ということで沖縄にも足を運び、学んだことも今の焼酎造りに生かされているそうです。
この時期に発売された主なラインナップはこちらです。
そのほかにもさまざまな種類が発売されています。
ではここからは実際に「安田」を飲んでいきますよー!
「安田」は「蔓無源氏」を100%使用した芋焼酎
- 分類:本格芋焼酎
- アルコール度数:26度
- 原材料:芋麹(鹿児島県産蔓無源氏)
さつまいも(鹿児島県産蔓無源氏) - 蒸留方法:常圧蒸留
ちなみに同じ“蔓無源氏”のみで造られた芋焼酎「芋麹芋」などは麹や酵母の種類などを変えているみたいです。奥深いですね。
開封の儀
では開封していきます。
おぉ!なんだこの香りは!
率直な意見を申し上げますと、ライチやマスカット?!のようなフルーティな良い香りがします。もともと嗅覚の悪い僕でも分かるくらいなので結構強めの良い香りです。
本当に、芋?!
おそらく、香りだけかぐと芋焼酎だと思わない方もいらっしゃるかもしれません。
また、ハーブのような良い香りもします。
開封の時点で、間違いなく感動に包まれると思います。
おすすめは炭酸割り
ロックやストレートで楽しむのも良いですが、ダントツでおすすめな飲み方は炭酸割りです。
- 安田
- 炭酸水(おすすめはウィルキンソン)
- ロックアイス
- マドラー
グラスに氷を並々入れ、マドラーでグルグルまわしグラスを冷やします。
安田をグラスの4分目まで入れ、もう一度グルグルまわし今度は安田を冷やします。
その後炭酸水をコップの内側に沿わせて注ぎます。
グラスに氷と安田、炭酸水が注がれ、かき混ぜたい衝動にかられると思いますが、ここは一旦落ち着き、マドラーで1回だけタテにまぜます。炭酸が抜けてしまいますので、1回だけですよ。
完成です。
炭酸で割ることによりフルーティな香りがより引き立ち、さっぱりとしてとても飲みやすいです。
美味しすぎるので、飲み過ぎ注意報もここで発令しておきます!
【まとめ】至福の晩酌のひとときを
“味”というのは人それぞれ好みがあると思いますが「どうやったら芋がこんな香りになるのだろう…すごい!」と驚くと思います。
またはじめにもお伝えしましたが「安田」は年に一度の限定出荷です。
その為ネット販売では高価格で販売されていますが、特約店では正規のお値段で購入できます。
国分酒造のホームページでも、下記のように希望の焼酎を伝えると最寄の販売店をすごく丁寧にご紹介してくれますので、是非ご活用してみてはいかがでしょうか。
国分酒造株式会社ホームページはこちら
ということで最後までご覧いただき、ありがとうございました。
また次の記事でお会い致しましょう。
至福の晩酌のひとときを〜。
コメント