- カメラに興味はないけど綺麗な写真には興味がある
- スマホより綺麗に撮れるカメラが欲しい
- 手軽に持ち出せるカメラが欲しい
- サブカメラを探している
このようなお考えをお持ちの方にぴったりなカメラがCanon EOS M100です。
普段フルサイズミラーレスカメラ(SONY a7Ⅲ)を使用している僕がキャノンのEOS M100をおかりし使用する機会がございましたので、作例も混ぜながら実際に使った感想をお伝えしていきたいと思います。
今まで「おすすめのカメラは何?」と聞かれると間違いなく一眼レフやフルサイズミラーレスカメラをおすすめしてきたのですが、EOS M100を使用し一概にそうは言えないなとすごく驚かされました。
上記のようなお考えで、カメラを探しているという方の1参考になれたら嬉しいです。
手軽に持ち運べるAPS-Cセンサーのカメラ
まずはじめに驚いたのがこのコンパクトさです。
ミラーレス一眼とは思えないほど小さなサイズでありながら、約2420万画素のAPS-Cセンサーを搭載しております。
ファインダーは無く全て液晶モニターをみながら設定し撮影していく仕様となっています。
スペックを見るにはこちらをクリック
- 【発売日】2017年10月
- 【センサー】APS-C
- 【有効画素数】約2420万画素
- 【映像エンジン】DIGIC7
- 【ボディ内手ブレ補正機能】有り
- 【最高感度】ISO 25600
- 【AF 測距点】最大49点
- 【動画】FHD/60p
- 【撮影可能枚数目安】約295枚(ライブビュー)
- 【サイズ】108.2(幅)×67.1(高さ)×35.1(奥行)
- 【重量】302g(バッテリー込み)
はじめにもお伝えしましたように、綺麗な写真を追求して行き着く先は間違いなく一眼レフやフルサイズミラーレスカメラだと思いますが、最大のデメリットとなるのが大きなサイズ感です。
それに比べこちらのEOS M100は本当にスマホ感覚で持ち運ぶことができます。
ちなみに現在のスマホもカメラ性能がかなり進化していて綺麗に撮れはしますが、どうしてもイメージセンサーの大きさに違いがある以上デジタル一眼に匹敵することはありません。
イメージセンサーを分かりやすく比較すると下記のようになります。
赤色の部分が一般的なスマホカメラのセンサーサイズです。
カメラの性能を示す上でよく使われる画素数とは、それぞれのセンサー内にいくつ画素が含まれているかを示しているので同じ画素数でもセンサーサイズによって1画素の面積が異なります。
つまり大きければ大きいほど多くの情報を取り込むことができます。
暗いところでの撮影などに大きく影響してきます。
仮に一般的なスマホのセンサーサイズを1とした場合APS-C機はその約13倍、フルサイズ機は約30倍にもなります。
EOS M100はこのコンパクトさでAPS-Cセンサー搭載とは本当に驚きです。
選べるカラーバリエーション
カラーバリエーションも豊富にございます。
ちなみにピンクは限定色です。
シンプルな操作性
ボタンの数も少なく、撮影までの操作や設定もシンプルで分かりやすいのではじめてデジタル一眼カメラを使用する方でも迷わず操作できると思います。
逆に一眼レフなどのようにガシガシとマニュアルで設定を行っていきたいという方には物足りなさを感じるかもしれません。
アシスト機能も素晴らしくカメラの専門用語でなく「ぼかす」や「明るく」など直感的に分かりやすく案内してくれるのも素晴らしいなと感じました。
スマホのようにタッチ操作も可能で、それぞれの設定に対しタッチして変更していけるので迷うことなくスムーズに撮影に対応することができます。
ストロボも内蔵されており、手動でポップアップする仕様です。
自撮り対応の背面液晶モニター
背面液晶モニターもチルト式になっており、上方向にアップさせ前向きになるので自撮をする際などに画角を確認しながら撮影ができます。
下向きには展開できない為ハイアングル撮影などをする際には少し残念に感じました。
便利なオート撮影機能も搭載
マニュアル撮影はもちろん、カメラが自動判別してベストな設定にしてくれる機能や「ラフモノクロ、ソフトフォーカス、魚眼風、油彩風、水彩風、トイカメラ風、ジオラマ風」の7種類から好きなフィルターをかけ撮影することもできます。
RAWで撮影し現像する方には不要な機能かもしれませんが、はじめての方などには便利でおすすめできるポイントだなと感じました。
動画機能もある
動画機能も充実しており、高画質なFHD/60pの動画も記録することができます。
ボディ内手ブレ補正も搭載されているので驚きです。
動画撮影で必須な外部マイクは残念ながら接続できません。
記録メディアと端子
対応記録メディアと備えている端子は下記のようになります。
- SDカード
- SDHCカード
- SDXCカード
- HDMI mini
- PictBridge
Wi-Fi接続でスマホへの画像転送もできる
またWi-Fiにも対応していますので撮影後すぐに画像をスマホへ転送し高画質な写真をSNSなどに素早くアップすることも可能です。
残念に感じた点
上記のように性能や操作性も抜群でコンパクトで素晴らしいのですが、バッテリー容量も最小限で一回のフル充電で約300枚までとなっております。
僕の感覚で言いますと常に電源をオンの状態で撮影して2時間くらいが限界かなといった感じです。
一眼レフと違い常にセンサーで光を読み取りながら画面表示させるミラーレスカメラの宿命ではあるのですが…
それに加えEOS M100にはファインダーが無く、常に液晶モニターを可動させなければならない部分もバッテリーの減りのはやさに影響しているのかなと感じました。
使用しない時はこまめに電源をオフにするか、予備のバッテリーを持つことをおすすめします。
まとめ
普段ファインダーを覗きながらマニュアルで操作して撮影することに慣れている方には正直はじめは扱いにくいと感じるかもしれません。
逆にはじめて一眼カメラを使う方にとってはスマホやコンデジとは違う一眼ならではの大きなイメージセンサーが描き出す画質にすごく満足できると思います。
ということで、簡単にではありますがEOS M100のご紹介でした。
気になっていたという方の1参考になれたら嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
また次の記事でお会い致しましょう。
楽しい写真ライフを〜。
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